皆さん愛犬の歯磨きで悩んでいませんか?
茶色い歯垢が溜まってきたが、どうしたらよいかわからない。
歯磨きガムやデンタルおもちゃではなかなか歯垢が取れない。
など、私も悩んで結果、今実践している一番歯垢の取れる方法をご紹介します。
歯の価値っていくらだと思いますか?
ちなみに皆さんは歯の価値っていくらくらいあるかって考えた事ありますか?
皆さんの多くは歯がある事は当たり前で、歯の価値なんて考えた事もなかった!という方も多いと思います。
日本予防医学協会の調べによると、日本人と歯の価値は以下の通り。
■日本人の平均価値
歯1本 約35万円 口の中全部(28本)で、973万円
ちなみに欧米人の価値はコチラ
■アメリカ人の平均価値
歯1本500万円、口の中全部(28本)で1億4000万円
日本人と比べるとかなりの差がありますね。
一概には言えませんが、コチラの計算式でワンコの歯の価値を試算するとコチラ。
犬の歯は全部で42本ありますので…
日本の価値観の場合、計1470万円。
アメリカのの価値観の場合、計21000万円。
愛犬の歯もこれくらいの価値があると思って、大切にケアしていきたいですよね。
また、犬の歯は人間と比べてエナメル質が薄く、人の口内が弱酸性なのに対し、犬はアルカリ性。
アルカリ性の環境下では、虫歯菌が発生しにくく、歯周病菌が繁殖しやすい環境です。
人間と違って犬の歯の形状は尖っている為、虫歯菌が留まりにくいですが、犬は歯周病になりやすいという特徴があります。
ペロペロ顔を舐めてくれるけど口臭があると顔をそむけてしまう。。。
そんな事にならない様に、早めに改善したいところです。
歯磨きの方法とオススメ商品の紹介
歯磨き用には綿棒、犬用の歯磨きガム、犬用歯磨きシートと沢山出ていますが、どれも使ってみた結果、効果が出にくい、続けるにはランニングコストが高い、デンタルおやつなどはすぐに食べ終わってしまい効果が無いなどの問題がありました。
他社の歯磨きジェルと比較して一番効果があったのは
vivatec/ビバテックのシグワン 犬用歯磨き粉ゼオライトハミガキ 21gです。
この商品はいつも行っているドックランの友達に教えてもらいました。
毎日使用するには少し高価だなと思ったんですが、汚れがひどい時などは集中的に使用し、ある程度落ち着いて来たら週1程度で良いとのこと。
最初は歯磨きくらいで、このしぶとい歯垢が取れるのかな?と半信半疑でしたが、使用してしばらく経ったある日、いつもの様にデンタルチェックしてみると茶色い歯垢の一部がボロっと剥がれ落ちている事に気がつきました!
これには眼から鱗。
人間の歯垢と同じ様に少しづつ白くなっていくものかなと思っていたので、汚れが剥がれ落ちるなんてビックリ!
今でも毎日のブラッシングに加えて、週に1、2くらいのペースで使用しています。
歯磨きペーストにはワンちゃが喜ぶ味付けがされているのが一般的なようで、いつも美味しそうにペリペロ舐めてますw
歯ブラシは犬用でも良いですが、子供用の歯ブラシでも十分だと思います。
私も子供用の歯ブラシを使用していますが、その場合はなるべく柔らかいものを使用しましょう。
ヘッドが小さめのものを選ぶと奥の歯までしっかり磨くことができます。
しかし、犬用の歯ブラシにもメリットはあります。
歯磨きに慣れないワンちゃんは歯ブラシを噛んでしまいますが、その様な場合でも犬用の歯ブラシは360°毛で覆われているので、ブラシ効果が得られるという特徴があります。
実践!歯磨きスタイル
実際の歯磨きの様子がこちら。
まず口を軽く抑えて左右の臼歯から磨きます。
そこから徐々に前歯の方に動かしていきます。
小刻みに縦にブラッシングする事で汚れをかき出します。
褒めてあげながら、嫌がらずに上手に歯磨きさせてくれたらおやつをあげましょう。
これを左右繰り返し行います。
うちの子は奥歯より前歯の方のブラッシングを嫌がる傾向にあります。
おそらくブラシの毛が歯茎に当たるからなんだと思います。。。
硬めの歯ブラシにしてしまうと痛みで嫌がるので、なるべく柔らかい毛質を選んで優しく動かしましょう。
歯のアフターケアと注意点
私の場合は2歳になる前頃に歯の汚れに気になって歯磨きを始めましたが、生後半年くらいから徐々に始めて慣れさせるのがベストだと思います。
歯垢や口臭が気になってからでは汚れも落ちにくくなっています。
早めの予防を心がけましょう。
歯磨きは毎日できたら一番良いですが、うちの子も2日の頻度で行っており、それでも十分効果が出ています。
また、一度で全ての歯をブラッシングする必要もありません。
犬が嫌がらない程度の時間と範囲で、最初は徐々にその範囲を広げていきましょう。
続けることで少しづつ改善されてくると思うので、短期間での成果を求めないようにしましょう。
口の中を見ることで病気の早期発見、予防にもなります。
愛犬の歯や健康を一緒に守っていきましょう!