年に数回行っている動物病院で定期検診のでのこと、“ROYちゃん前回より“1kg大きくなってますね”と言われてハッとしてしまいました。
いつもと変わらず朝晩の散歩を行っているのに体重が増えてしまっている。。。
飼い主であれば愛犬の体重管理は重要な項目の一つだと認識している方も多いのではないでしょうか。
いつも通り元気にしているワンコも、実は健康的には心配な状態かもしれません。
人間だって肥満な人はいろいろな病気を起こす可能性が高いのですから、それは犬も同じ。
ここでは愛犬が太ってしまってこのままでは健康が不安という場合の対策について詳しく説明したいと思います。
肥満がもたらす悪影響
身体的疾患
犬種や体型によって違いはありますが、通常健康な犬・猫であれば15〜24%の体脂肪率が良いといわれています。
肥満になると愛犬には一体どんな悪影響があるのでしょうか?
研究結果によると、寿命の短縮・呼吸器疾患・代謝性疾患・皮膚疾患・泌尿器疾患・運動器疾患・腫瘍など多くの疾患が要因として確認されています。
人の場合は内蔵型肥満によって悪玉コレステロールが多くなり、動脈硬化のリスクが高まりますが、犬や猫にはこういった動脈硬化のリスクは少なく、運動不耐性を悪化させる原因となっています。
また、体重は関節に過度な負担をかけてしまいますので、関節疾患を増悪させると共に前十字靭帯破裂や椎間板ヘルニアなどになってしまう報告がされています。
金銭的家計への圧迫
肥満による疾患がある場合、若いうちは良くても、老いると通院や治療に対する費用が大きく膨れ上がることが予想されます。
人間のように3割負担の医療制度が使えるわけではないので、100%自己負担の治療費は当然家計を圧迫していきます。
もしもの時の為に備えて、元気な時から医療費の積み立てをしておくか、適切なペット保険などを選び検討しておきましょう。
飼い主は皆、愛犬には長生きしてもらいたいですし、いつまでも元気に走り回って欲しいと切に願うばかりです。
愛犬の正しいダイエット方法とは?
様々な将来へのリスクを回避する為には、今から正しいダイエットをして愛犬を適正体重に戻す必要があります。
ダイエットにはどの様な方法があるのかあるのかみていきましょう。
カロリーを抑えた食事療法
臨床現場で一番主流になっているのが食事療法となります。
人間のダイエットと似ており、摂取カロリーを減らすことによるエネルギー制限が基本となりますが、動物に与える空腹感や物乞い行動やストレスの原因になる為、給餌量を単純に減らすだけのダイエットは正しくありません。
必要な栄養素をしっかり摂取しながら、低脂肪な食事を与えることが大切になってきます。
ただ食事の量を減らすだけの間違えたダイエットにならない様に飼い主さんは注意しておきましょう。
運動療法
身体に蓄積された脂肪を燃やし、副作用などの心配がないのが運動療法になります。
犬猫において運動の方法や運動ごとの消費エネルギーを詳細に研究した報告は少ないですが、多くの文献では15〜30分のウォーキング、もしくは5〜15分の水泳が効果があるといわれています。
太り過ぎによる関節への負担が大きいと思われる場合は、水泳がおすすめです。
浮力がある為負担も少なく、水の抵抗によって脂肪燃焼も期待できます。
今でもこのくらいの散歩は毎日してるよって方は、いつもより散歩時間を多くとってみたり、ドッグランなどの自由に走り回れる場所に連れて行ってあげましょう。
薬物療法
人間も抗肥満薬による食欲抑制効果によって治療する場合もありますが、依存性や耐性などの問題が指摘されており、重度の肥満患者に限定されています。
これらの薬は犬・猫にも有効とされていますが、安全性に乏しく、効果についても有効なエビデンスは確立されていない為、やむ得ない場合を除いては避けたほうがいいといえます。
ダイエットの注意点
犬は自分からダイエットを希望しているわけではありません。
ただ単に給餌量を減らしただけのダイエットでは、本来必要なタンパク質やミネラル、ビタミンが不足してしまい、それを補おうと拾い食いや、道端の草木を食べたり、食糞してしまうワンコも少なくありません。
そういった行動を目にしてしまった場合は、フードを変えたり、サプリメントで栄養を補給させてあげるなどの対処をしてあげましょう。
▼フードに混ぜるだけで簡単栄養補給!
また、せっかく減量できたのにリバウンドしてしまっては意味がありません。
おやつをあげる際も、低脂肪なものを選んだり、量のあげすぎには十分に注意してあげましょう。
僕は好き嫌い無いから、なんでも沢山食べちゃうよ♪
▼空腹によって犬が食べる可能性のある危険なものとは!
減量に適したドッグフードの紹介
ダイエット用のドッグフードも色々と種類が豊富で、どれを試して良いかわからないという方は参考にしてみて下さい。
▼選定基準は次の全てを基準をクリアしているものとします。
・無添加でヒューマングレードであること。
・ダイエット時に不足しがちなタンパク質やミネラル、ビタミンなどの必須栄養素をしっかり摂取できること。
・食いつきを良くする脂のコーティングはなく、低脂肪であること。
犬の7疾患に対応したナチュラル食事療法食【犬心 糖&脂コントロール】
犬の糖尿病・膵炎・クッシング症候群・甲状腺機能低下症・高脂血症 ・脂質代謝異常症・メタボ(肥満)をケアする食事療法食(病気管理用ドッグフード)です。
病気対応の臨床栄養を満たしていることはもちろん、 ナチュラル(無添加&フレッシュを活かす製法)にもこだわった国内製造の商品なので安心です。
特定の1疾患ではなく、併発しやすい7疾患をこれ一つで全てカバーしており、食事管理(食事療法)が必須の為、手作りフードはすごく手間で大変ですが、【犬心】であればその手間も省くことができるでしょう。
無料サンプルも配っているので、事前にワンちゃんの食いつきをご確認いただけます。
カロリーと成分表【エネルギー(100gあたり)約325kcal】
成分表 | 割合 |
---|---|
粗タンパク質 | 23.00%〜27.00% |
脂質 | 5.00%〜9.00% |
粗繊維 | 5.00%〜8.00% |
可消化性炭水化物 | 40.00% |
リジン | 1.90% |
L-カルニチン | 300ppm |
ビタミンE | 400IU/kg |
ビタミンC | 100IU/kg |
セレン | 約0.7mg/kg |
ナトリウム | 約0.3% |
カリウム | 約0.7% |
原材料
生肉(牛、鶏、馬、魚肉)、大麦全粒粉、玄米粉、サツマイモ、ホエイ、雑節(魚)粉、ココナッツ、煎りゴマ、ひまわり油、ハナビラタケ、冬虫夏草、とうもろこし、グレインガム、ビール酵母、乾燥おから、LPS、海藻粉末、L-リジン、脱脂粉乳、オリゴ糖、Ca粉末、DL-メチオニン、乳酸菌群
口コミ
2年前、愛息あずきがお水を1日1リットル以上ガブガブと飲み、そうかと思えばジャージャーとおしっこシートに間に合わないくらいおしっこを所かまわず漏らすようになり、これはおかしいと思い病院へ。肝臓が悪いのかも…としばらく服薬し、それでも血液検査の数値が変わり映えしないので半日つぶれる検査を受け、副腎のトラブルと診断されました。私はショックで病院で一眼も憚らず号泣しました。「もしかしたらあと2年の寿命かも…」と医師にいわれ、自分が何をこの子にしてあげられるのか。と考えて、やはり体内から改善、食事だっ!と思ってネットで探して、いきついたのが犬心糖脂コントロールでした。どう注文をすれば良いのかわからなくてお電話をし、担当の女性の方に優しくお話ししていただきホッとしました。それからは安心して犬心のご飯をお湯でふやかして、あずきにあげています。しっかりと食べてくれます。おかげさまで良い状態がキープできており、元気に過ごしています。余命2年か、といわれましたが、来年も再来年も側にいてくれると信じています。ありがとうございます。
(参照_マッシュルーム・デザイン・スタジオHPより)
【ペロリコドッグフード ライト】低カロリーと美味しさを叶えたプレミアムケアド ッグフード
オイルは必要最低限に、ヘルシーなココナッツオイルや健康に良いサーモンオイルを バランスよく配合することでカロリーを抑えており、旨味たっぷりなチキン・ダック・白身魚配合して食べ応えのある抗タンパク質を実現しています。
食物繊維たっぷりの野菜と厳選ハーブを、なんと30種類以上も配合し、 抗酸化作用が期待できる「緑茶」「ショウガ」「オレガノ」「カモミール」や、 「リンゴ」「ニンジン」「チコリ」などの野菜もたっぷりなので、 食物繊維やビタミンもしっかり摂取することができます。
「美味しい」×「健康ケア」の両方を実現させたドッグフードです。
カロリーと成分表【エネルギー(100gあたり)約327kcal】
成分表 | 割合 |
---|---|
粗タンパク質 | 22.50% |
脂質 | 8.00% |
粗繊維 | 8.00% |
灰分 | 7.80% |
水分 | 9.50% |
リン | 0.70% |
カルシウム | 0.80% |
原材料
肉類(チキン生肉、乾燥ダック、チキンタンパク、サツマイモ、豆類(エンドウ豆、ひきわりエンドウ豆)、乾燥白身魚、リグノセルロース、油脂類(サーモンオイル、チキンオイル、ココナッツオイル)、亜麻仁、ビーツ繊維、チコリ、マンナンオリゴ糖、βグルカン、オオバコパウダー、ビール酵母、リンゴ、人参、ブロッコリー、ホウレンソウ、トマト、クランベリー、ブルーベリー、グルコサミン、コンドロイチン、昆布、褐藻、白樺、カレンデュラ、緑茶、生姜、カモミール、ユッカ、ローズマリーエキス、ウコンエキス、金柑エキス、クローブオイル、オレガノ、セージ、マジョラム、タイム、ミネラル類(亜鉛、鉄、マンガン、銅、ヨウ素、セレン)、アミノ酸類(DLーメチオニン、Lーリジン、Lーカルチニン)、ビタミン類(E、A、D3)
口コミ
【ピッコロドッグフード】いつまでも健康でいてほしいシニア犬のためのドッグフード
「年齢を重ねても美味しい食事を楽しみながらいつまでも健康でいてほしい」 「カロリー・脂質を控えた食事に切り替えたい」 そんなオーナー様にはシニア犬のために開発された「ピッコロ」がおすすめです。
低カロリー・低脂質でヘルシー 活動量が減り、必要カロリーが減ってくるシニア犬は通常のフードを上げているとカロリーオーバーで肥満になりやすいですが、【ピッコロ】であれば (355kcal/100gあたり、脂質15.00%) 脂質控えめでありながら、体に必要な一定量は保たれており、美容のコンディションを維持することが出来ます。
もともと肉食傾向の雑食であるワンちゃんは穀物の消化が苦手で 過剰に摂取してしまうとワンコの体の負担になってしまいます。
上質な食物繊維源であるサツマイモやエンドウ豆を使用し体に優しい食材を使いグレインフリー(穀物不使用)なところがポイント!
ワンコの体も人間と同じく加齢に伴い少しずつ変化していくものです。
加齢とともに、また体重によって負荷がかかる体の健康維持に嬉しいグルコサミン・MSM・コンドロイチン配合成分を配合しており、これ一つで完結できる安心なフードです。
カロリーと成分表【エネルギー(100gあたり)約355kcal】
成分表 | 割合 |
---|---|
粗タンパク質 | 32.00% |
脂質 | 15.00% |
粗繊維 | 3.00% |
灰分 | 9.00% |
水分 | 8.00% |
オメガ6 | 2.50% |
オメガ3 | 0.80% |
リン | 1.20% |
カルシウム | 1.50% |
原材料
骨抜きチキン生肉(29%)、骨抜き生サーモン(20%)、乾燥チキン(13%)、サツマイモ、ジャガイモ、エンドウ豆、乾燥サーモン(6%)、チキングレイビー(1%)、鶏脂(1%)、アルファルファ、乾燥卵、ミネラル類(硫酸第一鉄水和物、硫酸亜鉛一水和物、硫酸マンガン一水和物、硫酸銅(II)五水和物、無水ヨウ素酸カルシウム、亜セレン酸ナトリウム)、ビタミン類(ビタミンA、ビタミンD)、グルコサミン1,780mg/kg、メチルスルフォニルメタン(MSM)1,780mg/kg、コンドロイチン硫酸1,250mg/kg、リンゴ、ニンジン、オオバコ、海藻、フラクトオリゴ糖、ホウレンソウ、クランベリー、カモミール、セイヨウハッカ、マリーゴールド、アニスの実、コロハ
口コミ
飼い主も愛犬も健康に過ごすには
愛犬の食事管理も大事ですが、飼い主も同じく健康には十分に注意して、お互いに長い人生を一緒に寄り添っていくことが大事だと考えます。
人間の食事はペットに比べて格段に乱れがちです。
毎日の散歩を欠かさず行っていても、毎年の健康診断で引っかかったりしていませんか?
▼これから健康促進を考えているなら!
愛犬と飼い主、どちらかが不健康でいると、お互いに幸せとはいえませんよね。
いつまでも同じ時間を過ごせる様に、食事に配慮しつつ毎日の運動を習慣づけてみてはいかがでしょうか。