初めて子犬を飼うけど、どう育てたらいいかわからない。
子犬のために、出来る限り良い物を厳選してあげたい。
しつけにはどんな商品を買ったらいいかわからないと悩んでいる飼い主さんへ、まずは子犬をお迎えしてからの基本的なステップのご紹介をしたいと思います。
子犬をお迎えしてからすぐに始めること
生まれて2〜3ヶ月の子犬をお迎えして悩むのは、何からトレーニングを始めれば良いかということですよね。
1つずつ解説していきたいと思います。
まずはしつけをする前に大切な事があります。
それは子犬と飼い主の間に信頼関係を築くということです。
信頼がないといくら指示を出しても従ってはくれません。
まずは、名前を呼んであげながら、遊ぶことから始めましょう。
犬は名前の意味ではなく、音で認識するので、「a, i, u, e, o」の母音は聞き取れますが、反対に「k, r, t, n, h …」などの子音の聞き取りは不得意なので名前を決める時の参考にしてみて下さい。
認識しやすいように、名前の呼び方も1つの種類に統一して、バラバラの呼び方にならないようにしましょう。
その1:トイレを覚えさせる
子犬の時期は短い間隔で排泄することが多いので、一時間ごとに排出する仕草がないかこまめにチェックしましょう。
- 床(地面)の匂いをくんくん嗅ぎはじめる
- その場をくるくると回りはじめる
- そわそわしはじめる(動きが速くなったり、左右に往復する)
こんな仕草が出始めたらトイレサインです。
トイレシーツをゲージで囲み、その中へ入れてあげましょう。
そうすれば、はみ出る失敗もなく上手にする事ができます。うまく出来たら必ず褒めてご褒美のおやつをあげましょう。
慣れてきたらゲージを外し、徐々に慣れさせていきます。
私は粗相をした時に怒ってしまい、オシッコを舐めて隠そうとするようになってしまいました。
失敗した時は怒ったり大きな声を出さずに、淡々と片付けましょう。
排出する度に怒られると上手くトイレを覚えられなくなるので注意しましょう。
寝起きと、たくさん遊んだ後はトイレに行きたくなるから見逃さないでね!
その2:身体に触られることに慣れさせる
うちの子は手足の肉球を触られるのが苦手みたいですが、様子見て触るようにしています。
しっぽや耳など、子犬の頃から慣れておかないと、成犬になった時にびっくりして噛んでしまったり、トリミングやスキンシップをしようと人に怪我をさせてしまう可能性があります。
これをボディコントロールといいます。
その3:マテ、ヨシを理解する
『待て』は動きたい、犬の何かしたいという気持ちを我慢するトレーニングのことをいいます。
興奮して暴れてしまった時に落ち着かせる、赤信号を待っている時の急な飛び出しの回避、食事をする前のしつけなど、使用頻度が多い指示になります。
逆に『良し』はOKのサインとして使われる指示になります。
マテの解除に使えるので、一緒にトレーニングして覚えるのが良いでしょう。
犬の集中力は5~10分と言われているので、長時間しつけのトレーニングはせず、こまめに行うとワンコにストレスにならずに効率がよいです。
その4:ハウスとお留守番の練習
ハウスとお留守番の練習をしておくことで、急な外出や仕事に行く時などに無駄吠えや、暴れたりといった行動を抑える事が出来ます。
また、災害が起きた場合などは公共の施設でゲージで過ごす事になるので、放飼いの方も、万が一に備えてゲージトレーニングをしておきましょう。
ゲージの中は安全で落ち着く場所と覚えさせる事がポイントです。
おやつで誘導をしながら、ゲージの中に入ったら“ハウス”と声を掛けながら扉を閉めて、おやつをあげて褒めてあげましょう。
これを繰り返すと抵抗なくゲージやクレートに入れるようになります。
お留守番について詳しく書いてあるので参考にどうぞ。
しつけで注意するポイント
しつけの順番にこだわらず、できることから少しづつ始めてみましょう。
一度にたくさんのしつけをしようとすると、子犬にとって大きな負担となってしまいます。
子犬の心理的成長に合わせて、毎月適切な量のしつけをする事が大切です。
また、一番は飼い主も子犬も楽しみながら取り組む事ができたらベストですよね。
しっかりしつけができれば、電車に乗ったり、旅行で遠出する時もお利口にして周りに迷惑をかける心配もなくなりますので、“ペットを飼ったら旅行にいけない”なんて諦めることもありません。
すぐにできなくても辛抱強く繰り返しトレーニングする事で、必ずできるようになりますので焦らずじっくり取り組みましょう。
知育トイを活用する
トレーニングの手助けアイテムとして“知育トイ”というものがあります。
種類もたくさんあり、シリコン製などの壊れにくく、安全な素材ででできているものが多いです。
おもちゃの中に、フードやお菓子を入れて与えると、頭を使って取り出そうとするので、知能の発達に役立ちます。
ROYも成犬となった今でも使っており、おやつを取り出すのに時間がかかり長時間遊んでくれるので、お留守番などにも一役買っています。
犬種によって適切なおもちゃが千差万別な為、どんなものを買っていいかわからない。出来る限り良い物を厳選してあげたい。
という方は、犬種や月齢によってプロの獣医師が成長に合わせて必要なものをお届けする商品もあります。
また、個人的にワンコの健康を考えるとおやつは無添加をあげたいということ。
栄養面で子犬は成犬の2倍のタンパク質が必要といわれていますが、必要な栄養素を含んだ獣医師監修のおやつもセットになっているところも安心ポイントです。
獣医動物行動学の専門家監修によるしつけ・育て方読本もついてくるので、トレーニングの詳しい内容や、飼い主さんが陥りやすいミスについても詳しく説明しているので、初心者飼い主には為になる内容となっています。
是非、参考にしてみてはいかがでしょうか。