冷凍食品と聞くと、私はお弁当のおかずのイメージがありました。
しかし、今は冷凍商品のクオリティがとても高いのをご存知でしょうか。
仕事が終わって帰宅→ワンコの世話→夕飯の支度で自分の時間がないって方は必見。
今回、特にオススメしたいのが冷凍ブロッコリー。
お弁当のおかずにはもちろん、減量期などのダイエットにも便利な食材です。
ブロッコリーは栄養が満点!
ブロッコリーの原産地はヨーロッパの地中海沿岸だと言われていており、ローマ帝国時代にイタリアを中心に食されていました。
それから中世にかけてヨーロッパ全体に広がったといわれています。
ブロッコリーには小さな緑色のつぶつぶがたくさんついていますが、これ1つ1つが花のつぼみです。
それらが集まったものを「花蕾(からい)」といい、その花蕾の部分と花茎の部分をブロッコリーとして食べています
ブロッコリーのほかに花の部分を食べる野菜としては、カリフラワー、キク、ふきのとうなどがあります。
また、ブロッコリーは栄養価が高いことで知られています。
特に多く含まれているのがビタミンCで、続いて、たんぱく質、ビタミンE、葉酸、カリウム、クロム、カロテン、食物繊維、スルフォラファンなどたくさんの種類の栄養素が含まれています。
ビタミンC
ビタミンCはグラムあたりでレモンと比べても多く含まれています。
美容や風邪予防によいとされているビタミンでCですが、レモンを食べるより食べやすく取り入れやすい食材といえます。
たんぱく質
たんぱく質は100g中4.3gと高タンパクの食材です。
レンジなどで蒸して食べる事で、ビタミンCの流失を防ぎ、効率よく摂取できるでしょう。
ビタミンK・葉酸
ビタミンKや葉酸も多く含まれています。
ビタミンKは出血時の血液の凝固させる働きや、骨からカルシウムが溶け出すのを防ぐ働きがあります。葉酸は貧血予防や妊娠を計画している女性に有効とされています。
フィトケミカルの一種である「スルフォラファン」は、がんの抑制効果が高いといわれています。
忙しい現代人のビタミン不足を助けてくれる救世主のような食材ですね。
冷凍ブロッコリーの利点
通年でスーパーなどで手に入るブロッコリーですが、生のブロッコリーはその年の気候や温度によって値段にバラツキがあり、必ずしも一定ではありません。
その点、冷凍のブロッコリーは値段が一定で、どのスーパーにも手に入るお手軽食材といえます。
次に生のブロッコリーは虫の付着があげられます。
アオムシ、コナガ、ヨトウムシ、アブラムシなど細かい虫が付着している可能性があります。
食べてしまっても人体に害が出るものではありませんが、なるべくは食べたくはないですよね。
そういったストレスを少しでも少なくする為と身体作りの為に冷凍ブロッコリーは助かっています。
ちなみに、私はいつもニチレイの高原育ちのブロッコリーを買っています。約1.3株分(250g)
ふるさと納税でも冷凍ブロッコリーを取り扱っている自治体もありますので、コチラもかなり大容量でお得!
前もって切ってあるので、着る手間も省け、自然解凍で美味しくいただけます。
夏場のお弁当は傷みやすいので、冷凍のまま入れる事で他の食材を冷やす効果もあり、食べる時には解凍されてちょうど食べごろになっているでしょう。
また、サラダ以外にも、シチューやパスタなどたくさんの料理に使用することができるので、とても重宝します。
ダイエットにも最適食材
栄養かが高いのは先ほど申し上げましたが、たんぱく質の含有量も高いことから、トレーニング後やダイエット中にもオススメの食材です。
帰宅してからの時間節約の為、私は冷凍ブロッコリーに鳥のささみ(冷凍ササミ)をシリコンパックに入れて、レンジでチンをして食べていました。
アマニ油と塩というシンプルな味付けでしたが、美味しく続けることができました。
シリコンの皿に冷凍食品を入れてレンジで温めて、そのままお皿として使用できるので片付けの時短になります。
トマト缶やコンソメなどの調味料も入れてチンしてしまえば手軽に一品できてしまいます。
また、食洗機に使えるのも地味に便利ですね。
冷凍食品は冷凍なので日持ちもしますし、急いで正味期限内に消化しなくては!という心配がないので安心です。
日々のルーティーンでなかなか時間が取れない忙しい方にはオススメ食材なので、是非参考にしてみてください。
時短もできてヘルシーに食事が取れる一石二鳥の食材ですね。