部屋の乱れは心の乱れ！！
これは昔、友人の部屋に遊びにいった時に、友人の部屋に大きく飾られていた格言です。
心が乱れると同じく部屋も汚れるといった相関関係を表した言葉になります。
当時は笑ってネタにしていましたが、今となってはこの言葉の大切さが身にしみて感じています。
逆に部屋を綺麗にする事で心の平穏を取り戻すことができるので、とにかく落ち着かない人は部屋を片付けてみてはいかがでしょうか。
部屋の乱れは心の乱れ
どんな人でも、何かの拍子に落ち込んだり、元気がなくなる時があると思います。
- 病気を患ってしまった…
- 将来の生活が不安だ…
- 想いを寄せていた相手にフラれてしまった…
- 仕事で大失敗してしまった…
人は常に悩みを抱えて生きています。
そして、どんな辛い時でも生きていく為には生活を営んでいかねければいけません。
辛い時は何もやる気が起きなくなり、生活の乱れから部屋が散らかり、細かいところまで手が届かなくなってしまうものです。
結果、部屋が散らかる＝心が荒んでいる、と言われるようになったのではないでしょうか。
この状態になってしまうと、デフレスパイラルに陥ってしまい、なかなか抜け出すのは困難です。
ここから抜け出すにはどうしたら良いのでしょうか。
心が荒んだ時の整理術
病気に関しては早く完治して元気になれば、元の生活水準まで戻すことは容易だと思います。
しかし、精神的に心に受けたダメージはそうはいきません。
例えば、恋人にフラれてしまった…、仕事で失敗をして上司に怒られた…など様々あると思います。
私の場合、そういった状態になった時には必ず断捨離をしています。
これはどんな状況にあっても気持ちを整理させる有効な方法です。
将来に生活に不安になってしまった場合
まずは、なぜそうなってしまったのか、その原因要素を確認することが重要です。
まずはペンと紙を用紙して、今不安に思っている事をなんでも紙に書き込んでいきましょう。
実際に書き込んでみると、実は分かっていたようで、分かっていなかった自分自身の深層心理の闇の部分が自然と理解できるようになります。
もしそれが、今の仕事や、将来のお金に対して不安があることが原因であれば、固定費である家賃や電話料金、無駄な保険などを見直して解約したり、もっとお得なサービスのものに乗り換えてみるなど、対策を立てて一つ一つ解消していきましょう。
いますぐにできる事をすぐに実行して、先延ばしにしないことが重要です。
また、自分にとって必要なものと不要なものを選別することで、雑念がなくなり問題点がスッキリと明確にすることができます。
そうすることで、逆に必要なものは何かが見えてくるようになります。
なりたい職業にはスキルが足りないから資格を取ろう、転職をして給料ベースをアップさせよう、余剰資金で投資信託を始めよう、などまた新しい目標ができることで、モチベーションも上がり前向きな気持ちになることができます。
意中の相手にフラれてしまった場合
気持ちの整理術として、2人の思い出の品を見えないところにしまってしまうのも一つの手です。
人によっては、思い出の品を全て捨ててしまう方もいらっしゃいますが、それも一つの有効な方法だと思います。
写真やメールなどを思い出して無駄な感傷に浸ってしまうのであれば、それは将来の自分にとって無駄な時間です。
もし仮に転んだ時に、前を向いて起き上がるか、後ろを気にしながら起き上がるのかでは、立ち直りのスピードは前者の方が圧倒的に早いでしょう。
大体の失恋は時間が解決してくれます。
近くに素敵な出会いがあるのに、後を引きずっていてはチャンスを逃してしまう可能性もあります。
将来の幸せな自分のイメージを持つことで気持ちを整理することができるのではないでしょうか。
仕事で大失敗してしまった場合
仕事で失敗してしまったことは、いい勉強になったと割り切り、次の仕事の教訓として活かしましょう。
なぜ、失敗してしまったのか、次同じことを繰り返さない為にはどうしたら良いのか、を必ず自分なりに一度整理してみましょう。
起きてしまったことを責めていても何も解決はされません。
次を見据えて、失敗を繰り返さない為の努力が大きな飛躍の原動力になります。
やってはいけない事は、失敗を他人のミスや会社のせいにして自分ごととして捉えない事です。
これができない人は自分自身の成長がありません。
必ず自分の中で反省点を見つけて整理しておくことが重要になってきます。
原因となる無駄な作業やプロセスなどを排除し、仕事業務の改善を行って不安を取り除いていきましょう。
日常に潜むミクロ不安
日常生活を送る中でも、常に人はミクロな不安の連続を繰り返して生活をしています。
例えば、“”今日どんな服を着よう”、“ご飯何作ろう”、など日々直面する事柄に答えを出し決定を下していかなくてはいけません。
細かい事ですが、それが積み重なることで常にストレスと不安を抱えながら生活していくことになるのです。
なるべくその不安を解消していく意味でも、部屋を簡潔にミニマムに生活することで決定事項を減らしていくことはできます。
無駄なところにその労力を使うのではなく、大事な場面で正常な判断をする為に取っておくということです。
自分自身のことを労り、大切にすることで気持ちに大きな余裕とゆとりが生まれてくるでしょう。
勝負の時の験担ぎ
私も大事な商談やプレゼンがあるときは前日に必ず水回りの掃除をするようにしています。
一種の験担ぎみたいなものなんですが、気持ちの整理がついて落ち着いて勝負事に取り組むことができます。
大御所の女性芸能人の方は毎日手でトイレを掃除するということを聞いた事もあります。
一定のルーティーンで掃除をすることで、気持ちの昂りや興奮を抑え、リラックスする効果があるのだと思います。
いつもの自分の力を発揮する為に、平常心を取り戻す効果があるので、落ち着く掃除場所を探してみてはいかがでしょうか。
心の整理術
部屋の乱れと心の関係はとても密接に関係していることがわかります。
部屋を綺麗にしていくと同時に気持ちの整理も一緒にしていけることが理想です。
綺麗に片付く頃には心もスッキリしているかもしれません。
不要なものはただ捨てるのではなく、サステナブルの観点からもリユースすることで社会貢献に繋がります。
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部屋も、心も綺麗に保ち健康な日々を送れるようにしたいですね。
何か皆様のお役に立てれば幸いです。
